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希少価値のある古銭・古紙幣をご紹介いたします!

古銭・古紙幣といってもさまざまですが、そのなかで希少価値のある古銭・古紙幣は高い値で取引されています。また、美的価値があるものも人気があり高い値が付く傾向にあります。たとえば、天皇即位やオリンピックなど、国家を挙げての行事の際に発行される記念硬貨もそのなかの一つです。現在では製造されていない古銭の記念硬貨は、美的価値や希少価値が高く、コレクターから人気を集めています。
そこで今回は、古銭・古紙幣のなかから希少価値のある古銭・古紙幣をご紹介いたします。

 

天正菱大判金

 

希少価値のある古銭・古紙幣

古銭で希少価値があり高値が付くのが「大判」・「小判」と呼ばれる古銭です。この大判には11種類が存在しており、安いものでも、2,000,000円、高いものでは、70,000,000円以上もの値がつきます。ちなみに、大判とは、家臣への恩賞や朝廷、公家への贈答用に鋳造された特別な貨幣で、天正年間豊臣秀吉が彫金師 後藤家に作らせたのが始まりと言われています。大きさは、小判に比べて2.5倍から4倍以上もの大きさがあります。

こちらが大判の種類とその取引価格です。かなり高額な取引価格になります。

名称
鋳造期間
西暦
価格(円)
天正菱大判金
天正
1573~1591
70,000,000~
天正長大判金
天正
1573~1591
25,000,000~50,000,000
天正大判金
天正~慶長14年
1573~1609
15,000,000~25,000,000
慶長笹書大判金
慶長6年~
1601~
25,000,000~45,000,000
慶長大判金
慶長6年~
1601~
16,000,000~33,000,000
慶長大判金(明暦判)
明暦4年~
1658~
13,000,000~28,000,000
元禄大判金
元禄8年~享保元年
1695~1716
13,000,000~28,000,000
享保大判金
享保10年~天保8年
1725~1837
3,500,000~9,000,000
天保大判金
享保9年~万延元年
1838~1860
5,000,000~10,000,000
万延大判金(たがね打)
万延元年~文久2年
1860~1862
2,500,000~6,000,000
万延大判金(のし目打)
万延元年~文久2年
1860~1862
2,000,000~3,500,000

※上記金額はすべて日本貨幣商協同組合「日本貨幣カタログ」を参考に掲載しております。

 

小判金も11種類ありそれぞれの価値はこのようになります。大判にくらべて小さいですが、ご覧のようにとても高額な価格で取引がされています。

名称
鋳造期間
西暦
価格(円)
慶長小判金(江戸・京・駿河座)
慶長6年~元禄8年
1601~1695
9,000,000~1,300,000
元禄小判金
元禄8年~宝永7年
1695~1710
6,000,000~1,800,000
宝永小判金
宝永7年~正徳4年
1710~1714
4,500,000~1,200,000
正徳小判金
正徳4年5月~8月
1714
4,000,000~2,300,000
享保小判金
正徳4年~元文元年
1714~1736
1,600,000~550,000
佐渡小判金(佐字小判)
不明
不明
6,500,000~3,500,000
元文小判金(真文小判)
元文元年~文政元年
1736~1818
1,500,000~230,000
文政小判金(草文小判)
文政2年~文政11年
1819~1828
1,700,000~200,000
天保小判金(保字小判)
天保8年~文政5年
1837~1858
1,500,000~200,000
安政小判金(正字小判)
安政6年
1859
5,000,000~700,000
万延小判金(雛小判)
万延元年~慶応3年
1860~1867
1,200,000~100,000

※上記金額はすべて日本貨幣商協同組合「日本貨幣カタログ」を参考に掲載しております。

 

また、古紙幣では、1873年(明治6年)~1899年(明治32年)に発行された旧国立銀行券が2,000万円もの高値で取引されています。

旧国立銀行券20円

 

そのほかにも、1871年(明治4年)~1899年(明治32年)に発行された明治通宝は100万円を超える高値で取引されています。

 


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